西紋病院は、1953年に現在地(丸亀市津森町)に23床の精神科病院として開設しました。それから73年、地域の皆様に支えられ、現在は130床の「かかりつけ医」的な機能を備えた病院へと成長してまいりました。
私たちは、時代の変化とともに多様化する心の病に対し、医師だけでなく、精神保健福祉士、公認心理師、精神科作業療法士といった多職種が連携するチーム医療を実践しています。特に、現代社会において深刻な課題となっているストレス関連疾患に対しては、専門チームが手厚くサポートするとともに、病棟の一部に「ストレスケア病床」を設けるなど、患者様が安心して療養に専念できる環境づくりに注力しております。
当院の役割は、病院の中だけではなく、丸亀市および近郊の公的機関や企業において、産業医としての活動やメンタルヘルス相談を通じ、働く方々の心の健康を守る活動を続けています。地域に暮らす方々が、住み慣れた場所で自分らしく過ごせるよう、あらゆる相談に耳を傾ける存在でありたいと考えています。
現在、精神科医療は大きな転換期を迎えています。私たちは、現状に満足することなく、より質の高い支援を目指し、2027年春に「リワークデイケア(復職支援)」を軸とした新たなリハビリテーションセンター(仮称)を開設いたします。製造業やサービス業が盛んなこの中讃地域において、休職中の方の「働きたい」という想いに寄り添い、再発防止や就労支援を強化していくことは、私たちの使命であると確信しています。
私たちは、職員一人ひとりが課題を共有し、常に意識の変革を図りながら、理想的な精神科医療の提供を追求し続けています。「ここに来れば、道が開ける」そう思っていただける場所であるために、全職員一丸となって、皆様の心に寄り添ってまいります。
2026年4月1日